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ハンナのかばん

白馬に乗ってやってくる『聖マーティンの日』、、、
この日くらいから雪が降るらしいとい言われている今日、、、
プラハでは、、、ほんの少し雪が降りました。


近所に住む老婦人Eさんから聞いたお話です。

チェコ人のお父さんとユダヤ人のお母さんの間に生まれたEさん。
第二次世界大戦のドイツによるユダヤ人の迫害の時、、、
お父さんは、2つの選択を迫れれたそう、、、
①奥さんのみ強制収容所に行く、②夫婦揃って強制収容所に行く
どちらも選ばなかったEさんのお父さんの選択は、、、
プラハを離れ田舎に家を建て戦争が終わるまで、静かに暮らすということ。
食糧事情は、厳しく配給のみ、、、冬はスキーを履いてミルクを買いに行ったそう。

お母さん方の家族、親類は、、、
みんな強制収容所に送られてしまったそう、、、
その時、Eさんのお祖母さんは、72歳だったそう、、、
「この年で、あんな所に行くなんて、、、考えられいわ!」と、、、

そして、「ハンナのかばん」の本を見せてくれました。

『「ハンナのかばん」は2000年、ホロコースト教育資料センターで
「子どもたちが見たホロコースト」展を開催するために、アウシュヴィッツ博物館より借り受けました。ホロコーストの中で13才の短い生涯をとじたチェコ生まれのユダヤ人少女、、、、』
ホロコースト教育資料センターのHPより)

ハンナは誰?という疑問より、、、チェコに渡り調査し、
トロントに住む生き残ったハンナのお兄さんとの交流が始ったとのこと、、、

残念ながらチェコ語だったので、読むことが出来ませんでしたが、、、
日本語版も出ているいうことなので、、、いつか読んでみたいと思います。

そして「ハンナのかばん」を調べている途中で「杉原千畝さん」のことも知りました。
『第二次世界大戦の際、外務省の命令に反してユダヤ人が亡命できるようにビザを発給し、ナチスによる迫害からおよそ6000人にのぼるユダヤ人を救った』
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
1940年にチェコスロヴァキアの在プラハ日本総領事館をしていたこともあるということです。


昨日の、ネオナチグループ、アナーキストグループとユダヤ自由連合
3グループによる集会・デモの記事を日本語で読む→(c)AFP
396人が拘束されそのうち96人が外国人だったとのこと、、、
by wmoon64 | 2007-11-11 18:42 | チェコ・プラハ情報・時事ネタ